センター長ご挨拶

センター長 髙木 康志

「高次脳機能障害」という用語は、学術用語としては、脳損傷に起因する認知障害全般を指し、 この中にはいわゆる巣症状としての失語・失行・失認のほか記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などが含まれます。


これらの症状は、日常生活及び社会生活への適応に困難を有する原因の一つとなります。そこで、支援対策を推進する観点から、これらの、障害を有する者を「高次脳機能障害者」と呼ぶこととなり、その診断基準が決められています。


徳島大学病院高次脳機能障害支援センターでは、高次脳機能障害の診断を正しく行うとともに、患者さんとそのご家族に正しい情報を提供し、職業リハビリテーション、障害福祉サービス、介護保険サービスを通して地域生活を送る上での支援を行います。


高次脳機能障害支援センターとは

2004年に「高次脳機能障害支援普及事業」が開始され、各都道府県における拠点病院の整備が進んできました。徳島県においては、徳島大学病院が拠点病院となり、徳島大学病院内に「高次脳機能障害支援センター」を立ち上げ、高次脳機能障害支援活動を強化しています。


高次脳機能障害支援拠点機関

各県に中核支援施設と支援コーディネーターが置かれることになりました。徳島県では、2007年(平成19年)徳島大学病院が県の中核支援施設として指定され、各医療機関と連携しながら、高次脳機能障害支援活動を行っています。

スタッフ紹介

髙木 康志 センター長

経歴

1991年 京都大学医学部

専門分野

脳血管障害、脳腫瘍

白山 靖彦 副センター長

経歴

1983年 茨城大学農学部

専門分野

社会福祉、医療福祉、老年医療

和泉 唯信 副センター長

経歴

1995年 徳島大学医学部

専門分野

神経変性疾患、筋萎縮性側索硬化症

中瀧 理仁 副センター長

経歴

2001年 徳島大学医学部

専門分野

気分障害、心身症、てんかん

藤田 浩司 准教授(脳神経内科)

経歴

2002年 徳島大学医学部

専門分野

脳神経内科学、神経感染症

原 慶次郎 特任講師(地域脳神経外科診療部)

経歴

2002年 徳島大学医学部

専門分野

・脳神経外科全般(日本脳神経外科学会専門医)
・脳腫瘍の手術,化学療法
・脳神経外傷(日本脳神経外傷学会認定専門医・認定指導医)
・高次脳機能障害

中村 和己 支援コーディネーター(言語聴覚士・脳神経内科)

岡本 秀樹 支援コーディネーター(社会福祉士・患者支援センター)

診察について

受診を希望される方は、医療機関からのFAX予約と紹介状が必要となります。
かかりつけ医とご相談の上、お申込みください。


初診FAX予約
徳島大学病院 予約センター
FAX. 0120-33-5979

診察について

高次脳機能障害外来は、第2木曜日、第4木曜日に行っています。


担当医

藤田 浩司(第2木曜日)
原 慶次郎(第4木曜日)


支援の流れ

相談窓口について

徳島県高次脳機能障害中核施設 徳島大学病院 高次脳機能障害支援センター【患者支援センター内(外来棟1階)】


受付時間

9:00~16:00(休診日を除く)

TEL

088-633-9107